こんにちは、葛木です。
今回は過去にFXで失敗したお話とそこから得た教訓の記事です。
はじめに
私は2017年に将来の資産形成のため、インデックス積立投資を始めました。確かに着実に資産が増えてはいたんですが、当然ながら到底満足いくスピードではありませんでした。
(当時は強く早期リタイアを望んでいたのです。今もですけど・・・)
そんな中、資産の増加を早める手段はないものかといろいろ調べていたところ、出会ってしまったのがFX取引でした。
これがレバレッジをかけた取引と私のファーストコンタクトでした。
それまで投資(といってもインデックス積立ですが)で資産を増やしていた私は、投資で損失が出るリスクを過小評価しており、「レバレッジをかければ資産倍増だ!」、と水たまりのように浅い思考でFXに飛びついたのです。
FXで何をしたか
私はトレンドラインや移動平均線などのテクニカル分析を根拠に裁量トレードを行うことにしました。
MT4で過去の値動きに合わせてトレンドラインを引いたりして、そのあてはまりの良さに感動を覚えながら、わくわくして注文を出していました。
(過去の値動きをもとにライン引けば、そりゃよくあてはまるでしょ、というのはお気づきの通りです。)
まぁ、確かに最初の半年くらいは利益が出ていました。
思っていたよりも順調に資産が増えたので、「レバレッジって素晴らしい!」、「この調子でいけばあと何年でリタイアできるなぁ」などと何度皮算用をしたことか、数えきれません。
転落
具体的な取引の履歴もとってないので、いつごろ損失が出始めたのかは覚えていませんが、明確にFXをやめようと思った取引は覚えています。
徐々に損失が増えていたころのある日、月足か週足で引いたトレンドライン付近に価格は近づいておりました。
上位足トレンドラインは強い!、反発するはずと信じて疑わない私は、1分足チャートを見ながらトレンドライン付近で指値注文を行いました。
それまでより大きくロットを張って。。。
結果、大きく損切。1,2回ナンピンしたような気もします。
建玉保有中は、1分足の上下動にブツブツ独り言を垂れながら(ほとんど悪態)、利確できるそのときを待ち続けていました。
私がそれまで馬鹿にしていたお祈りトレードをしていたんです。パソコンの前に2時間くらい張り付いて。
建玉を損切した瞬間、冷静になると自分がとてもアホらしいことをしていると気付いたのです。
教訓
今回の件から私が得た教訓は、以下のようなものです。
・FXはしない。勝ってもなんで勝ったのかわからないし、そもそもFX業者と利益相反になるからね。
・レバレッジをかけた取引を行わない。運良く勝って調子乗ってロット張って損するからね。
・テクニカルに頼らない。何の根拠もないからね。
まぁ、かといってこれらの教訓を活かせなかったこともあるんですけど、それでも大やけどをする前にこの経験があったのはよかったかな、と思います。
ではでは