葛木のディープバリュー投資ログ

投資は自己責任です。だからよいのです。

雰囲気個別株投資での失敗(Unity)

こんにちは、葛木です。
今回は過去に雰囲気投資で失敗したお話とそこから得た教訓の記事です。
2021年~2022年くらいの話です。

はじめに

皆さんUnityというソフトを知っているでしょうか。一言で言いますと、無料で使えるゲーム"制作"ソフトです。
私は以前ゲーム制作に興味があって、(本格的に使ったことはないのですが)Unityの名前はいたるところで見ていました(これは2017年くらいだったと思います)。
パソコンで言えばWindows、ネットショッピングで言えばAmazon検索エンジンで言えばGoogle、みたいな印象をUnityに持っていました。

投資に至る道

今でもですが、米国株の調子が絶好調で、当時高配当銘柄を中心に購入していました。AT&Tとか、ベライゾンとか。
ですが、何かの拍子にUnityが上場しているという情報を得て、私は前述の通りUnityが確実に伸びる(少なくとも衰退はしない)と感じていたので、投資に踏み切りました。

初期のMicrosoftAmazonに投資していた人は今、莫大な利益を得ている。これと似たようなことを妄想しました。。。

結果

で、大惨敗です。今のところ、これが私の最低のトレードです。
結局70万くらい損しました。
最初のうちは順調に株価が上昇していたのですが、あれよあれよと株価は下がっていきました。

質の悪いことに、雰囲気で始めた投資は損切が出来ないんですよね。
だってエントリーした明確な根拠がないので、損切する明確な根拠が出てくるわけがないんですよ。
都合のいい情報と解釈によって、損切をためらってしまうんですよ。雰囲気ですから。。。

教訓

今回の件から私が得た教訓は、以下のようなものです。
・雰囲気が根拠の投資は損切できずに大惨敗を招く。
・銘柄に惚れこむと損切できずに大惨敗を招く。たくさん情報があったら良いわけでないんです。
・期待で膨らんだ株価は、その期待が剥がれたら(冷静になる人が増えたら)株価は下落する。底値はない。

そして、ここから私は株価が決まる理由について考えるようになり、いい企業の株がいい投資先とは限らないことを理解しました。
結局これが、今のスタイル(ディープバリュー投資)に一番影響を与えたトレードだといってもいいかもしれません。

ではでは