以下、使用している語句や記載内容は間違っているかもしれません。ご容赦ください。
(まだ結果を十分に出したとは言えないので、参考にもならないと思いますが、、、)
大前提
- 私に世間の動きを察知するセンスはありません。また、企業の取り組みがパフォーマンス(売上や利益)にどう影響するか全くわかりません。ゆえに、これらを根拠に私は株を売買しません。
- 中途半端に勉強してわかった気になって、過大なリスクをとることはしません。わからない前提で分散を心がけます。
- あくまで投資対象とはドライな関係です。銘柄と心中なんてしません。自分の自分による自分のための投資です。
- "投資をすることで"社会に貢献しようなんて思っていません。私の選ぶ投資先が本当に社会に貢献する団体かなんて、私にはわからないからです。
投資手法の構築
成功する投資を実践するためには、演繹的推論で導いた結論を帰納的推論で導いた結論で補正するのがよいと個人的に考えています。
まず、演繹的推論とは何か。それは、当たり前のことから結論を導くことです。
たとえば、10000円の入った財布が9000円で買えれば、それだけで儲けが出そうです。こういうことです。
ただ、この推論により導かれた結論は強固な分、すでにレッドオーシャンで収益の機会は失われていたり、定量的な投資判断(どれくらい割安で買うのか?どのくらいの期間保有するのか?)に役立てづらかったりします。
そこで、帰納的推論の結果を利用します。
帰納的推論とは何か。それは、個別の事例を集めて結論を導くことです。
システムトレードの経験がある方はバックテストをよくやられると思いますが、まさにこれは帰納的推論をしていると思います。
過去の株価などの動きをもとに、優位性のあるトレード手法を考えるからです。
将来この結論はあてはまらなくなるかもしれないという致命的な欠点はありますが、帰納的推論によって優位性のある定量的な投資判断ができたり、演繹的推論の結果に対してどこをどれだけ譲歩できるか、といったことが考えられます。
以上がざっくりとした私の投資手法の構築方法です。
実際の投資手法は?
「保有している資産に対して極端に割安で安定したキャッシュフローがある銘柄(ディープバリュー銘柄)を買えば、株価が下落する可能性は低く、好業績で資産が増えれば上昇する。」という演繹的推論の結論をもとに、保有資産と株価の関係を分析(バックテスト)して銘柄を選定しています。
ただし、将来のキャッシュフローが悪化すれば前提が崩れるため、ここは注意が必要です。
まぁ、注意したって回避できるとは思えないんですけどね。。。
以上が私の投資手法ですが、果たしてうまくいくかはわかりません。幸い、ここ一年ほどはプラスになっていますが、指数に対してトントンくらいだと思います(きちんと集計していないのでほんとのところはわかりませんが)。
結果は頑張ってお見せしていきます。
ではでは